Annexe — Grammaire
個別の Leçon が「ある文法事項」を扱うのに対し、ここでは文法体系を俯瞰します。学期途中で全体像を確認したいとき、検定対策で復習したいとき、Lectures(フランス語で読む)で構文分析の枠組みを確認したいときに参照してください。
文を組み立てる骨格と、その中で各品詞がどう働くかを整理します。Lectures の構文解説で使う SVOC・括弧・矢印記法はすべてこの枠組みに基づいています。
5文型は文の骨格を5つに分類する枠組みです。動詞が自動詞か他動詞かで分かれ、さらに目的語や補語の有無で5つに分かれます。
◎ 自動詞の文型
主語と自動詞だけで完結する文型。
例:Il y avait une fois un marchand.
C は「主格補語」。主語の動作・状態を説明する語(名詞・形容詞)。
例:Ses filles étaient très-belles.
◎ 他動詞の文型
他動詞が直接目的語(O)をひとつ取る型。
例:Il avait six enfans.
目的語を二つ取る型。一方が直接目的語(DO・もの)、他方が間接目的語(IO・ひと)。
例:Il leur donna toutes sortes de maîtres.
C は「目的格補語」。目的語の動作・状態を説明する語。
例:On l’appelait la BELLE ENFANT.
名詞は文の中で次の役割を担います。
( ) が形容詞的用法、{ } が副詞的用法、[ ] が名詞的用法(名詞節・同格など)を表します(例:M→V、→真S)。ここでいう「形容詞」には、純粋な形容詞のほか、形容詞句(前置詞+名詞のうち形容詞的に働くもの)、形容詞節(関係代名詞節)が含まれます。
副詞・副詞句・副詞節は名詞以外を修飾します。修飾できるのは次のとおりです。
疑問詞には2つの働きがあります。
関連
この単元の枠組みは Lectures『La Belle et la Bête』 の「構文」ボタンで実際に使われています。仏文を読みながら、5文型・形容詞的/副詞的用法・修飾関係(→)の運用を確かめてください。